平成23年度3月定例会最終日

本日、無事に3月定例会が終了しました。最終日は、本会議と広域行政特別委員会・全員協議会とバタバタした一日でした。

広域行政特別委員会では、真鶴町が湯河原町に消防委託している件について、協議されました。真鶴町から一方的に委託を廃止したいという内容です。小田原市・南足柄市・足柄上郡・足柄下郡で消防広域化の検討がされておりますが、消防力の低下が予測される湯河原町・箱根町は昨年の8月にその協議に参加しない旨を表明しておりました。湯河原町に消防委託している真鶴町は、その広域消防に参加したいようですが、今年の2月まで委託先の湯河原町には何も伝えて来ず、突然、広域消防に参加するために湯河原町への消防委託の廃止が今年の6月がリミットなのだと伝えてきました。湯河原町としましては、受託を廃止するためには、議会の議決が必要ですし、何よりも、真鶴町と消防委託について全く協議されていないので、今年の6月までに廃止の手続きをするなんてのは、全くもって無理な話です。

真鶴町の意見としては、消防事務の経費削減のようです。今、湯河原町では3交代制をとっております。広域消防に入ることにより、これを2交代制にすることにより、人件費の削減を考えているようです。

湯河原町と真鶴町は、単に隣町ということだけでなく、『ゴミ処理』『下水道』『上水道』など多くのことで協力してきた経緯があります。両町の友好的な関係を、今回、真鶴町からの一方的な要求によって、今までの関係を壊すわけにはいきません。どうか湯河原町の皆様、真鶴町の皆様、ご理解をお願いいたします。

カテゴリー: 新着情報 パーマリンク

コメントは停止中です。